「共済会の位置づけと税務上の取り扱い」
第一生命保険 『ベネフィス21』 第15号
企業における共済会制度の仕組みを検討する場合、当該共済会が税務上、いかなる組織として扱われるかによって課税対象となるのか、あるいは税務処理上の手続きが異なるのかなどの問題が生じる。本稿では、共済会が一般的な「福利厚生を目的とした従業員団体」として扱われる場合と「人格のない社団」として扱われる場合の違い、さらに施策運営上のメリット、デメリットに言及して、「共済会」組織が社会においていかなる位置づけにあるのかを論じた。pp.16-17