「改めて『現場の大切さ』を思う」
共文社 『労働と経済』 1553号
市場は日々刻々と変化し、それに対応する職場も変容してきた。その変化はたとえ小さくとも現場で生じている問題としてそこに働く者には微妙な変化として見えている。しかし、データをもとに判断する経営は、効率的・効果的な経営を追求するがために現場の変化を見逃しがちである。それは企業経営者が陥りやすい問題ではなく、労働組合もまた働く者の職場環境や抱えている課題が変化していることを現場に立ち入って認識する努力が必要であることを論じた。「現場の目線」に立つことの重要性を指摘した。pp.11-12