「来るべき時がきた」
共文社 『労働と経済』 1474号
わが国の政治の世界への信頼が落ちるところまで落ち、多くの国民が長年政権をとってきた自民党に見切りをつけた今日、政権交代が現実のものとなる。それは国民不在の政治がいかなる結果をもたらすかを明確にするが、労働組合もまた同様に組合員の意図とは異なる姿勢で活動に臨めば、信頼を失う点を指摘した。近年における労働組合の在り方は、本来あるべきものとは乖離してきた現実を指摘しながら「来るべき時がきた」ことから学ぶ点を論じた。pp.10-11