「労働福祉における新たな格差の二極化」
共文社 『労働と経済』 420号
労働福祉は、社会保障、企業福祉、労働者福祉など、働く者とその家族を対象とした福祉政策や福祉活動を指す。しかしそこには「正規」と「非正規」という新たな格差が生じる立場があり、従来の労働福祉が「正規」を大前提にしていた時代から、二極化の時代が始まったと言える。そこにより大きな問題が生じてくることを論じている。pp.18-19