「超高齢社会に向けた労働組合の福祉対応」
共文社 『労働と経済』 1139号
急速に進むわが国における人口の高齢化は、少子化という現象を伴って加速度的に進展している。すなわち、「超高齢社会」を迎えようとするわが国にあって、老親介護の問題などは大きな課題になることは言うまでもない。今後、労働組合の組合員自身の老後生活に向けた不安を縮減するための方策としても、賃金一辺倒の労働組合運動ではなく、福祉に十分と対応した取り組みが必要である点を指摘した。pp.2-5