本書は、わが国の社会保障に関わる新たな課題を視野に入れ、さらに諸外国における現状と課題、その特徴をも鋭く分析した最先端研究の書である。その全16章の中で、第12章『社会保障と企業福祉』を担当しrた。筆者の論文は(1)企業福祉とは何か、(2)企業福祉の内容と実施体制、(3)企業福祉の費用とその動向、(4)企業福祉の今後の動向、以上4節をもって構成し、企業福祉を社会保障との関係から展望しつつ、その歴史的展開、給付・サービス内容と実施体制、費用動向とその特徴、さらに社会保障との関係での新たな在り方を考察した。
第12章 社会保障と企業福祉 総p.405 pp.243-265
岩永理恵、尾玉剛士、菊地英明、金成垣、澤邉みさ子、菅沼隆、園田洋一、鄭在哲、土田武史、堀真奈美、松江暁子、松本由美、百瀬優、森周子、森田慎二郎、山地久美子、于洋、米澤旦、李蓮花