「右前大脳動脈瘤破裂に伴う失行・失認症を呈した一症例」
右大脳半球に広範な損傷に伴い、重度の左麻痺及び半側無視、構成失行、着衣失行等のADL能力に直接影響を与える重度の症例に対して試みられた作業療法アプローチの紹介を行った。経過の中で変化過程とその要因、改善のための適刺激の検討を行い、重度の高次脳機能障害を呈する患者では直接的なADLアプローチをする重要性を示唆した。
研修会発表論文集 新潟県作業療法士会学術部