「国家資格としての作業療法を問い直す ”国際比較から作業療法の専門職としての位置付けを考える”」
作業療法の専門職としての位置付けについて国際比較を行った。実戦的な能力を高めるための養成教育や資格制度、生涯教育の在り方などに関して日本の現状と比較を行った。日本の作業療法の発展は海外の経過と比較すると独自の成長を遂げてきたといえる。医療機関に勤務する即戦力となる専門職を養成する一方で後追い的に大学教育や大学院教育の充実を図ろうとしている。実戦のエビデンスを高めるためにも質に焦点を当てた養成や資格制度に移行すべきことを述べている。pp.1615-1621
作業療法ジャーナル 三輪書店