「痴呆性高齢者の作業活動ニーズを考慮した作業活動の機会提供のあり方とその意義の検討その1　～作業活動の機会の設定と作業活動の意味～」

痴呆性高齢者の作業ニーズをカナダ作業遂行測定COPMを用いて把握し、介護老人保健施設に入所中の高齢者の生活習慣を見直し、活動機会の設定のあり方について検討した。入所者にとって主体的に取り組める活動が少ない現状もあり、設定し活動に積極的に関わる一方、自己の生活のあり方について見直しする象者も見られ、生活習慣や活動機会が痴呆性高齢者の心身機能の維持改善に役立つ可能性が示唆された。
pp.67-86
佐藤善久、青木智子、土井勝幸、三浦安祐子、池田正人　他

研究年報 2002.No3 高齢者痴呆介護研究研修仙台センター