大学における特別支援教育と学生教育の統合の試み
第43回 日本作業療法学会 福島県郡山市
本学では、学習面や友人関係など学校生活で問題を抱える発達障害児の支援と大学生の実学臨床教育の場として3年前に特別支援教育研究センターを立ち上げ、学習支援事業や相談事業、研究事業を実施した。平成20年度のリハビリテーション学科の開設を機に、支援事業の中に学習に必要な運動・知覚技能を中心とした試行的作業療法プログラムも実施した。本発表では本教育研究センターの役割及び作業療法プログラムの経験を紹介しつつ、教育現場での子どもの支援システムの意義に関して検討した。佐藤善久、小野治子