論文

基本情報

氏名 齋木 しゅう子
氏名(カナ) サイキ シュウコ
氏名(英語) Saiki Shuko
所属 健康科学部 リハビリテーション学科(理学療法学専攻)
職名 教授
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

「専門基礎科目の復習および反復学習が期末試験結果に及ぼす影響」(査読有)

単著・共著の別

共著

概要

1年および2年次の専門基礎科目系(解剖学、生理学、運動学等)の内容は、臨床推論を進めるうえで重要な科目である。知識が乏しい学生にとり、身体運動学の理解、知識としての定着は困難と予想され、2年次の「運動学Ⅱ」では、1年次で学んだ内容を授業開始時に小テストとして行い、その後に関連する身体運動学の講義へと授業をすすめている。今回、小テスト結果と期末試験結果の関連性を明らかにすることを目的とする。小テストの前半部と後半部、および定期試験の正答率は、それぞれ80.2±10.8%、61.0±10.2%、81.1±9.8%であった。正規性の検定にて期末試験の結果が非正規性であり、定期試験と小テストの前半部および後半部の関連をスピアマンの順位相関係数を求めた結果、それぞれρ= 0.56(p<0.001)、ρ=0.35(p=0.026)であり、定期試験と小テスト前半部の間に高い相関を認めた。
このことより、復習の実施ならびに反復学習することは、知識の定着につながり、それを確実にすることが期末試験の成績に反映される可能性を示した。
総p441 pp158-159
黒木 薫、齋木しゅう子、髙村 元章

発表雑誌等の名称

リハビリテーション教育研究 Vol.21

発行又は発表の年月

201603