客観的臨床能力試験(OSCE)は、精神運動領域や情意領域について評価する方法として実施されている。試験者からの評価とともに終了後の学生の振り返りや自己効力感向上を促すため学生自身の主観的達成度評価(自己評価)を実施している。双方を把握・検討し、今後の課題を検討した所、具体的に障害像がイメージできないと他者評価は低い傾向であり、教科書で方法が詳細に記載されない項目では自己評価の点数が低い傾向となった。学生が、障害をイメージできる様な工夫の必要性が確認できた。
総p441 pp244-245
小林 大介、齋木しゅう子、相馬 正之、高橋 恵理、佐藤 洋介