日常生活の中での諸動作やスポーツなどそれらは、各関節の動き・体全体での動き、つまり身体運動によって成り立っている。1日の中での運動の強さや時間,種類は人によって異なるが,身体に適度な負荷が加わることで運動機能は保たれている。しかし,技術革新やIT化は、便利さをもたらしたが身体を動かす機会を失わせている。また,疾病の治療のために長い期間安静状態で動かさないでいたり,高齢で動くことが少なくなると,ディコンディショニング(廃用)を生じ,低活動状態がさらなる不活動,不動へと負の循環を引き起こし,身体的・精神的な機能低下を引き起こす。健康寿命延伸には、運動は不可欠であるが、方法によっては害をもたらす。運動の特性を知り、リスク管理の方法、基準を知り安全で効果的な運動の実践についてまとめた
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