「運動による血中ヒポキサンチン濃度の変化」
第36回日本リハビリテーション医学会
肥満症例では運動負荷時間や最大酸素摂取量が低値であるにも関わらず、血清ヒポキサンチン濃度の上昇が著明であることから骨格筋でのエネルギー代謝状態の低下が推察され、キサンチンオキシダーゼの触媒によって尿酸へと代謝される過程で発生する活性酸素の面からも障害発生の一因になることを報告した。佐藤徳太郎、齋木しゅう子