「脳卒中片麻痺患者に対するFIMの検討」
第8回東海理学療法士学会誌
脳卒中片麻痺症例の歩行能力にをFunctional independence measure(FIM)を用いて調査・検討した。FIMの得点6と7では歩行能力に有意差をみとめたが、5と6では明らかな差を認めなかった。このことは従来の「できるADL」と、「しているADL」を評価するためのFIMとの違いと推測し、得点5の症例の転倒の危険性を報告した。pp.112-113生川隆行、奥田英隆、齋木しゅう子、渡邊潤子、米澤久幸