『乳幼児コミュニケーション発達検査に見られる言語発達遅滞児の伝達行動の変化』
昭和62年度厚生省心身障害研究報告書
できるだけ早期に発達に遅れを持つ子どもをスクリーニングする上での診断の重要性は、誰もが認めるところである。しかし、1歳から3歳のレベルでの、特に言語発達の様相を的確に捉えるために十分精緻な尺度はなかった。ここでは乳幼児健診において使用するための簡易で、しかも精緻な尺度の作成をおこなった。770人分のデータを用いて、尺度の標準化のための作業を行った。共同研究のため本人担当部分の抽出は不可能。pp.93-102小林重雄、佐竹真次、進藤桂子、前川久夫、三浦剛