保健看護教育に関して学生時代に学ぶべき知識や手技技法の分野は広範かつ深い。限られた講義時間枠の中で、どのようにクリティカルなポイントを外さずに、確実な知識を身につけてもらうか、そのための教材の選択や構成は極めて重要である。図表のプリント、視聴覚教材などを駆使した授業を展開しているつもりだが、今後とも教師としての研鑽を要する。
公衆衛生学や地域看護学は人々の日常の生活や居住環境を対象とする学問である。日本のみならず世界各地から報道される新聞記事などをそのまま生きた教材として活用して、批判的に考え、自ら対応策を考える機会としている。