「患者の早期発見―仙台市の新しい試み 宵の口検診」
結核対策において患者の早期発見は極めて重要である。仙台市の結核罹患率は政令指定都市の中で最も低いが、20歳代での新たな罹患、発症頻度が高く急激に悪化する高齢者層、住所不定者など都市部の課題などの特徴がある。患者早期発見の条件、その促進因子と実際の検診などの取り組み、医療機関受診促進の試み、接触者健診強化の方策などについて述べた。p.2
日本結核病学会誌