「痴呆性老人に対する介護家族の意識・態度とその変化」
痴呆性老人をかかえる介護者の意識や介護態度を明らかにし、介護者に対するカウンセリングの有効性について検討した。高齢配偶者は不安が強く、嫁が介護している場合は顕著な負担感があることが確認された。またカウンセリングにより、厳格的・拒否的な介護態度が改善することが明らかとなった。pp.779-789加藤伸司、池田一彦、今井幸充、一原浩、長谷川和夫
老年精神医学 第4巻