「改訂長谷川式簡易知能評価スケール(HDS-R)の作成」(査読付き)
痴呆スクリーニングとして1974年に開発された長谷川式簡易知能評価スケールをHDS-Rとして改訂し、信頼性と妥当性に関する検討を行った。その結果HDS-Rのα係数は.90、内部相関値は.79-.40であり、高い内的整合性と信頼性が確認された。また従来のスクリーニングテストとの相関も高く、sensitivityは.90、specificityは.82と高い検出力をもった検査であることが確認された。pp.1339-1347加藤伸司、下垣光、小野寺敦志、、今井幸充、長谷川和夫
老年精神医学雑誌 第2巻