『新考 西洋の歴史』
古典古代の歴史は基本的に都市国家の歴史といえるが、古代ギリシアの都市国家(ポリス)には、アテネ型とスパルタ型という2つの類型がある。ポリスでは平等の要素と支配・被支配の要素が複雑に絡み合っているが、このような問題を考える上では、K=マルクスとM=ヴェーバーの捉え方が今でもなお示唆に富んでいる。第2章「都市国家の発展」 総p.194 pp.18-26長島武之、清宮敏、阪本浩、前山総一郎、小野善彦
南窓社