少子高齢社会における社会保障研究
社会政策、とりわけその最も近代的な高度発展形態である社会保障を専攻し、その基礎的理論研究をすすめながら、特に一般国民の生活問題に視点をおき、所得保障を核として理論研究および実証的研究を深めてきた。現在は、社会保障研究の原点に立ち返って、社会保障に内包されている理念を再検討し、少子高齢社会、財政危機、ボーダレス社会という現実を踏まえて、「社会保障の体系化・総合化」をテーマに研究を進めている。