「新しい高齢者福祉施策に関する一研究―託老システムの位置付けを中心として―」
本稿は、宮城県における調査研究(「高齢化社会における新しい福祉サービス」ー託老システムの開発にむけてーⅠ・Ⅱ(宮城県生活福祉部、昭和62年3月、昭和63年1月)の結果、提言そして実施されている(されつつあった)「託老システム」の枠組みを紹介し、それを高齢者福祉施策の中に位置付けている。このことは既存の施策や施設を再考することをも意味し21世紀の高齢社会への対応策を構築するための基礎的作業となると判断した。pp.33-44
東北学院大学社会福祉研究所紀要 第6号