「『転換期の社会保障』への一視角―社会保険と公的扶助の関連性を中心として―」(査読有)
「転換期の社会保障」「福祉の見直し」が説かれているように、今日のわが国においては、人口の高齢化と経済の低成長の下で社会保障(制度)の転換、見直しが求められている。そこで本稿では、改めて社会保険と公的扶助との関連を考察し「転換期の社会保障」への視角を模索している。つまり社会保険と公的扶助との接着剤としてのナショナル・ミニマムの重要性を改めて確認し改革の中で「変えてよいものと変えてはならないもの」を検討している。pp.39-51
東北学院大学社会福祉研究所紀要 第4号