「震災時におけるセーフティ・ネットの現状と課題-経済的支援を中心として」(査読有)
本稿では、震災時においてセーフティ・ネットを機能面から考察したが、緊急時から時間の経過に従って、一律的支援(客体としての被災者)から個別的支援(主体としての被災者)への比重の高まりがうかがえた。これは支援策のグローバルサポートからパーソナルサポートへのシームレスな移行の重要性を意味するのである。pp.67-70
『社会福祉学』Vol.54-1(No.105)日本社会福祉学会