「シンガポールにおける医療と健康政策の現状と課題」(査読有)
シンガポールの高齢化率は、約30年間で3倍近くの増加率を示すと予測されている。さらに、1970年には国民の平均年齢が19.7歳であったが、2003年には35.3歳にまで上昇しており、ここからも社会の高齢化が確実に進行していることが窺える。本稿においては、シンガポールの医療・健康政策の基本的な考え方に留意しつつ、それらの制度・政策、特に高齢者の医療・保健に比重を置きながら現状と課題について考察した。pp.84-89
『ジェロントロジー ニューホライズン』Vol.19 No.3 (メディカルレビュー社)