「生活保護の本質に関する一考察―生活保護と自立の助長の理解を中心として―」
社会保障的性格と社会福祉的性格をもつわが国の生活保護制度は、非常に幅広い守備範囲を有している。とはいえ、自立の助長を根拠とする社会福祉的性格は非常に曖昧なものとなっている。 そこで本論文では、歴史的過程から自立助長がどのような意味であるのかを考察し、社会保障の中での位置づけを検討した。総p.150
東北学院大学大学院修士論文