厚生労働省「これからの地域福祉のあり方に関 する研究会」報告書(2008)では、「地域における新たな支え合いは、住民と行政との協働の下に行われ るものである」とし、多様な民間主体と行政の協働が地域に「新たな公」を創出する可能 性についても示唆している。本研究では、地域共生社会の実現に向けた地域づくりの強化に資す るべく「A 市市民協働事業提案制度」を活用して行われた地域の居場所づくり活動での取り組みを振り返り、地域活動の展開における「協働」のあり方について検討すた。
村山くみ、阿部裕二、千葉伸彦