「公的年金の給付と負担―平成6年における年金改正の課題―」
日本リスクマネジメント学会(東日本部会研究会)東北学院大学
平成6年における年金改正の諸問題を消費者の立場にたって、給付と負担の視点から述べた。その際、国民年金の空洞化が叫ばれているために、公的年金がもつ世代間の再分配機能のありかたや公平性と、国民年金(基礎年金)の重要性を強調して論じ、給付と負担の関係で言えば、負担の前提に給付があることを再確認した。