「少子化社会と年金改革論議」
福祉社会論―未熟な、成熟した、それとも衰弱する?福祉社会―(東北学院大学オープン・カレッジ講義報告集)
わが国は一層の少子化が進んでいる。このような少子化の進展は、世代間扶養を基本的な仕組みとする公的年金にとって大きな影響を及ぼす。そこで、現時点で論議されている年金改革の内容を、少子化への対応という視点から整理して、どのように評価したよいかを考えてみた。pp.44-49