「公的扶助の本質に関する一考察―「自立」の概念を中心として―」
日本社会福祉学会(第33回大会)大阪府立大学
わが国の公的扶助(生活保護)が社会保障的性格と社会福祉的性格の両面を有しているという視点から、社会福祉的性格の根拠となる「自立の助長」に焦点を当て、具体的に自立の内容を検討した。そのうえで、社会保障における公的扶助の位置付けの再構築を試みた。