創設者である故金理事長とは長年の親交があり、韓国・慶州ナザレ園を訪問してきた。「日本人妻」たちから、「生きる」ことへの人間像に感銘を受けたことから、学生たちに歴史的事実と真実の重さ、そして、異国の地で暮らす日本人妻たちの生活実態を通して、「社会福祉と人間」をテーマで学ぶが目的で慶州ナザレ園を訪問している。内容としては慶州ナザレ園やホームレスの支援をしている社会福祉会館などでボランティア活動をすることで、既存の価値意識から自問自答をさせることによって新たな価値観や知識を得る内容にしている。卒業したなかには、現在でも継続的に本施設を訪問し交流を続けているものがいる。その後もソウルにある冠岳老人総合福祉会館でゼミ研修を実施するなど継続している。