「ネパールの児童問題と社会福祉(その3) -障害児(者)を取り巻く概況とその対策に関する一考察-」
児童福祉対策の中でも著しく立ち遅れている障害児(者)の福祉対策について、現地調査および関係資料を基に、現状と課題について分析した。その結果、伝統的に地域・親族の相互扶助が強いネパールでは、公的サービスが未整備であり、発生予防や早期発見、早期療育体制の整備充実など基本的対策が急務であることが明らかになった。(科学研究費補助金による研究成果の一部である。)pp.35-47谷勝英 、田上喜美、赤塚俊治
東北福祉大学 『東北福祉大学研究紀要』第18巻(通巻21号)