「ネパールの児童問題と社会福祉(その1) -児童労働発生要因の理論モデルの構築-」
ネパールの児童問題はネパール社会の近代化と非近代化のはざまに存在している。とくに、ネパールの児童問題の中で他の国々と異なる点は児童労働の一般化である。この児童労働問題は農村の非近代化と農業生産性から由来する農業が媒体を意味している。本稿では、経済開発と児童労働の関係との理論モデルの構築について考察した。 (科学研究費補助金による研究成果の一部である)pp.1-16谷勝英、田上喜美、赤塚俊治
東北福祉大学 『東北福祉大学研究紀要』第18巻(通巻21号)