「ベトナムの高齢者施設における利用者と介護職員との相互課題に関する研究 -調査研究を踏まえた二者間のQOLと介護専門教育への示唆-」
介護職員の職務上における肯定感、専門的知識・技術、職業意識、仕事満足感などを主たる項目等を分析・考察を行い、今後の介護職員の質的向上、人材的養成試案に関する方法を示唆した。なお、ベトナム国内外の研究者としては極めて稀なケースとして高齢者施設内で調査票を用いた実態調査をベトナム政府から許可を得て実施した。調査内容は、介護職員の従事している仕事、介護意識などの実態把握に努め、調査票はベトナム語による無記名自記式調査の手法をとった。pp.13-40後藤美恵子、赤塚俊治
東北福祉大学 『東北福祉大学研究紀要』 第32巻(通巻35号)