学会発表:「災害におけるマス・メディアの役割とその可能性-みやぎ災害救援ボランティアセンターのマニュアル策定に当たって-」
日本マス・コミュニケーション学会 春季研究発表会 (東北福祉大学)
阪神・淡路大震災を一つの契機として、災害におけるマス・メディアの評価や重要性が様々な角度から論議されている。本発表では報道形態としての「被害報道」と被災地域及び被災者に向けての生活情報の伝達を意図とした「防災報道」を踏まえながら、今後の災害時における報道の在り方について考察を行った。特に、阪神・淡路大震災後に設立されたみやぎ災害ボランティアセンターにおけるマス・メディアが果たす役割は何か、またいかにして相互システム化を図ることが出来るかについての問題提起を行った。弥久保宏、赤塚俊治、広浦幸一