学会発表:「フィリピンの地域問題と社会福祉(その3)-マニラ大都市圏の地域構造と都市貧困層の問題-」
日本社会福祉学会第37回大会(日本社会事業大学)
先進工業国におけるスラムはバージェスの推移地帯に形成されるのが一般的であるが、マニラ大都市圏においてはその存在が全地域でみられるのである。これにインフォーマル・セクターの職が得られやすい人口の密集地に貧困層が集住することと密接な関係にあることを指摘した。なお、本研究は、文部省科学研究費補助金の研究成果の一部である。 (共同発表者 田上喜美、谷勝英、佐野治)田上喜美、谷勝英、佐野治、赤塚俊治