「『吾妻鏡』の功罪」
鎌倉時代史を研究するうえで『吾妻鏡』は基本資料の一つとして重要な史書である。しかし、同時代史料ではなく、編さんされたものであるため、厳密な資料批判が求められる。本稿では、出羽国の橘氏を事例に、原典資料と『吾妻鏡』の記事を比較検討した。pp.1-18
東北福祉大学生涯学習支援室『生涯学習支援室年報』第19号