「東遷した武士団」
中世東国の武士が奥羽に移住した、いわゆる東遷武士団について考察を加えた。関東の武士が奥羽に移住した時期は、鎌倉時代後半と南北朝期に大別されるが、その背景に公権力(得宗や尊氏・直義の関係)が介在していることを具体的に詳述した。155~176頁〈全265頁〉
関幸彦編『武蔵武士団』/吉川弘文館