学会報告「流浪する将門、旅す信太小太郎-東北の将門子孫伝承-」
村山民俗学会
平将門の伝承は子孫伝承や偽都伝承に細分されるが、なかでも子孫伝承は、中世の口承文芸として伝来し、さらに幸若舞や説経節として文字化されていくこと、善光寺信仰や湯殿山信仰とも結びついて拡散していったことを指摘した。