車椅子座位における下肢位置の違いが上肢機能に及ぼす影響
第17回 日本シーティングシンポジウム
車椅子座位時の下肢位置の違いが上肢機能に及ぼす影響を明らかにすることを目的に、健常者を対象とした検討を行った。フットサポートから足を下ろし、膝関節角度が90°以下となる構えは、フットサポートに足を乗せた構えよりも骨盤以上の運動性は上がる可能性があり、上肢機能は発揮され易い。車椅子座位において、下肢の位置取りは上肢機能に影響を与えることが示唆された。浮田徳樹、梅津雄志