注意欠陥多動性障害(ADHD)児における作業療法~学校との連携を通して~
第29回東北作業療法学会
今回、注意欠如多動性障害児(ADHD)を呈した小学6年生の男児に対し、小学校との連携を取り組む機会を得た。学校や家で興奮状態を繰り返し警察介入で当院へ医療保護入院となった。入院・外来作業療法を通して状態は落ち着いたため、今後のことを考え、小学校と連携をして、作業療法士として本人への指導の仕方、関わり方、環境調整等について助言した。学校と連携する上での作業療法士の役割が示唆された。梅津雄志