縫線核由来のセロトニン作動性ニューロンは、視床下部室傍核(PVH)の副腎皮質刺激ホルモン放出因子(CRF)ニューロンを制御すると考えられてきた。視床下部局所回路を構成するグルタミン酸およびGABA作動性ニューロンはPVH CRFニューロンを支配する。本研究では、CRF-Venusノックインマウスを使用した電気生理学的手法により、セロトニンがグルタミン酸作動性介在ニューロンの活動を上昇させ、GABA 作動性介在ニューロンを活動を抑制することで、PVH CRF ニューロンを活性化することを示した
Sato, T., Sugaya, T., Talukder, A.H., Tsushima, Y., Sasaki, S., Uchida, K., Sato, T., Ikoma, Y., Sakimura, K., Fukuda, A., Matsui, K. & Itoi, K.