「On the Syntactic Structure of Psych Predicate Construction」
第129回日本言語学会、富山大学
生成文法理論の極小主義以降、多くの先行研究で仮定されてきた名詞句のθ位置からθ位置への移動に着目し、この種の移動には「一様性の条件」が課せられることを主張した。この条件を仮定することにより、英語の結果構文、義務的コントロール構文、心理述語構文の逆行束縛現象、コントロール動詞の補部選択という現象に統一的な説明が与えられる。