作業療法の実践モデルである人間作業モデルや作業遂行と結び付きのカナダモデル,作業的存在としての人間を研究する作業科学などの考えを用いた高齢者へのアプローチを探求している.現在は,在宅高齢者が満足した生活を送るために必要な環境を評価できる包括的環境要因調査票CEQを用いた介入効果や,軽度認知障害から正常状態への回復(リバート)を促進する作業療法アプローチに関する研究などに取り組んでいる.