「通所介護を利用して生活を送る高齢者が作業同一性を構築するプロセス(査読付)」
半構成的インタビューを実施して面接内容を修正版グランウンデッド・セオリー・アプローチに準じた方法により分析し,通所介護を利用して生活を送る高齢者が作業同一性を構築するプロセスを明らかにした.その結果,得られた概念は30個,カテゴリは12個であり,【生活を自律させたい自分】をコアカテゴリに,現在の肯定的な作業同一性を循環から,将来の肯定的な作業同一性を形成するプロセスを示すことができた.50(6):601-608鹿田将隆,籔脇健司,野藤弘幸
作業療法ジャーナル