生活の質に影響する環境要因を評価する包括的環境要因調査票を開発し,通所サービス,または訪問リハビリテーションサービスを利用中で,認知症症状のない60歳以上の高齢者178名を対象に,調査票の信頼性と基準関連妥当性,構成概念妥当性を検討した.その結果,探索的因子分析を通して3因子14項目の因子構造をもつ調査票に再構成し,4項目の再テスト信頼性を除いた高い信頼性と基準関連妥当性,構成概念妥当性を確認した.
8(2): 66-72
Kenji Yabuwaki, Takashi Yamada, Masahiro Shigeta