QOL評価の実施にあたって必要な知識を概説し,作業療法で使用される代表的なQOL評価法を紹介した.紹介にあたっては,日本作業療法学会抄録集が最も実情を示すものと考え,QOLが学会にはじめて登場した第20回(1986年)から第44回(2010年)まで25年間のQOLに関する演題をレビューし,そこで使用されていた代表的な評価法について,その対象や構成要素,使用方法について説明した.
QOLの評価,pp.263-274
編者:石川齊,古川宏,執筆:寺山久美子,荻原喜茂,加藤雅子,古川昭人,籔脇健司,他106名(多数のため省略,22番目)