論文

基本情報

氏名 松田 健太郎
氏名(カナ) マツダ ケンタロウ
氏名(英語) Matsuda Kentaro
所属 総合福祉学部 社会福祉学科
職名 助教
researchmap研究者コード
researchmap機関

題名

一流高校男女バレーボール指導者が持つ「コーチング観」に関する研究

単著・共著の別

共著

概要

コーチングの本質とは意思決定の連続であると考えられる。より適した意思決定を行うには、指導者は自身の経験のみに基づく必要はなく、他からも学ぶべきである。経験豊富な指導者たちの視点を知ることが、他の指導者が自身の意思決定スキルを養う一助となる。本研究の目的は日本の一流高校バレーボール指導者たちのコーチング観を明らかにしていくことである。質的データは研究対象者6名より半構造化インタビューにて収集された。録音された会話は逐語的に文字に起こされ、SCAT(steps for coding and theorization)を使用して分析された。各指導者のストーリー・ラインを記述し、指導者の統合モデルを得るためにグランデット・セオリー・アプローチにて分析された。彼らは自身のコーチングの背景を、指導者になってからの学びおよび自身の学生時代の学びに基づいていると解釈する。特定の目標およびそれらを達成しようと努力することにより、指導者はチームの団結および個人の能力を向上させようとするばかりでなく、良好なコーチアスリート関係を構築しようと努力している。したがって、指導者は先を見据え選手の能力および人間的成長を促している。
総p.7 pp1-7
松田健太郎・森祐樹・根本研・伊藤雅充

発表雑誌等の名称

バレーボール研究

発行又は発表の年月

202006