標準型車いすに比較し、バックサポートに胸郭・骨盤サポートを有する車いすは、セグメントに応じた支えを提供し、バックサポート上部荷重に対する水平反力の軽減から頭部は起立するか否かを検討した。非接触3次元形状計測装置、圧力分布計測装置、動作解析装置を用い座位姿勢を比較検討した。骨盤サポート付き車いすは、広い背面接触領域を有し、頭頸部の起立が起こった。バックサポート形状は車いす処方・介入の際にも注目する必要があることを示唆した。
2015;6(2):179-192.
Ukita A, Nishimura S, Kishigami H, Hatta T.